「評定平均、いくつあればいいんですか」
高3の夏に、この質問をよくいただきます。答える前に、まず仕組みのほうをお伝えしています。ここを知らないまま高3になってしまう生徒が、毎年います。
学校推薦型選抜で使う評定平均は、高1の1学期から高3の1学期までの、全科目の評定を平均した数字です。
つまり、高3だけの成績ではありません。5学期分ないし6学期分の積み上げです。
ここが誤解されやすいところです。「受験は高3から」という感覚で過ごしていると、高3の夏に評定平均を初めて計算して、そこで手遅れに近い状態に気づくことになります。
数字で見ると分かりやすいと思います。
仮に高1・高2の4学期分の平均が3.4だったとします。ここから高3の1学期で全科目5を取ったとしても、5学期分の平均は3.7前後にしかなりません。
一方、高1の時点で4.0を維持できていれば、高3で多少崩れても4.0前後で着地します。
後から一気に上げる設計になっていない、ということです。
もうひとつ見落とされやすいのが「全科目」という点です。
受験で使う科目だけではありません。保健体育も、家庭科も、芸術科目も入ります。単位数による重みづけの有無は大学によりますが、いずれにしても対象からは外れません。
「受験に関係ないから」と手を抜いた科目が、そのまま数字に残ります。
学年ごとに、やることは変わります。
高1の方へ。 いちばん有利な位置にいます。特別なことをする必要はなくて、定期テストで大きく落とさないことです。1科目の赤点を避けるだけでも、平均は守れます。
高2の方へ。 ここが分岐点です。いま自分の評定平均がいくつなのかを、一度計算してみてください。学校の成績表を並べれば出ます。その数字を見てから、推薦を軸にするのか、一般選抜に寄せるのかを考える時期です。
高3の方へ。 1学期までで数字はほぼ確定します。ここから評定を動かすより、いまの数字で出願できる大学を探すほうが早いです。指定校推薦の校内基準は学校で確認できます。
保護者の方から「うちの子の評定平均、何点なんでしょう」と聞かれることがあります。
成績表があれば、その場で一緒に計算できます。彩学舎では面談の時にやっています。数字が出ると、進路の話が具体的になります。
「頑張りましょう」で終わる面談を、私たちはしないようにしています。
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彩学舎は、埼玉県南部で高校生だけを対象にした1対2の個別指導塾です。講座と1対2の仕組み、1年の総額はサイトに書いています。
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